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フフッ 愛のお守りになりそうな いい貝がらがあるね あの子たちにも教えておこう
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はぁ…
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ん? キミ どうしたんだい?
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アラ…や~ねェ~ 顔に出ちゃってたカシラ…
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その深いため息に 憂いをおびた瞳… どうやら 恋の悩みみたいだね
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そうね…アタシには コイビトがいたのよ…
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いた…ってことは… そうか… わるいこと聞いちゃったかな
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でもね アタシ 信じてるの 待ち続けていれば いつか 必ず会えるって…
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でも もうながいこと つらい気持ちをかかえたまま 待ち続けているんだろう?
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なら 新しい恋を探してみるのも わるくないんじゃないかい?
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アナタがアタシをおもって 言ってくれているのはわかるワ でもね…
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アタシは自分のココロに ウソをついてまで 恋をするなんてできないのヨ
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キミのおもいは 変わらないみたいだね… そうだ このパフュームをわたそう
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ココロにやすらぎを与える香りで キミを安心させてくれるだろう
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アラ うれしいワ! こんなステキなものを もらえるなんて!
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アタシ こういうの大好きなのヨ♪
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気に入ってもらえて なによりだよ
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なんだかこの感じ…なつかしいワ しまっていた思い出が よみがえってきそう
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あの日はそう… ステキなお洋服を着て オーデコロンをつけて出かけたワ
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ながいナチュラルブロンドの カーリーヘアを なびかせて歩くア・タ・シ
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あの頃は 若かったわねェ~
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…ナチュラルブロンド? …カーリーヘア?
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キミっていったい 何者だったんだ…?
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