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ふたりとも ついてくるなよー オレは オマエらとちがって 忙しいんだぞ
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だって グリープが どんなシゴトをしてるのか 気になるよ!
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グリープのシゴトぶりを ばっちり チェックしてやるぜ!
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オレのシゴトは 冥界にきた タマシイを 案内することだから… オマエらの 相手はできないぞ
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それに だれかを連れていくなら 上司にきいてみないと…
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おぉっ お前さんは このまえ 案内してくれた… ひさしぶりだのう
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こ… こんにちは って えぇっ!?
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あのときは ていねいに 案内してくれて たすかったわい
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(い…いちど 冥界の先までいったら)
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(よっぽどのことがないかぎり タマシイは もどってこられない はずなのに!?)
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おっ! グリープがシゴトで 案内したヒトだな?
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わざわざお礼を 言われるなんて すごいねー!
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(案内のシゴトが 失敗したのかも… その時の状況を くわしく 聞きださないと…)
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ち… ちなみに いつ どこへ 案内したんだったっけ? おぼえてるか?
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いつ どこじゃったかのう… たしか… メイカイ…
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(やっぱり… 冥界か!?)
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ちがうのう… なんて名じゃったか… タマシイ…
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(あぁっ! タマシイに 関係があるのか!?)
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そうそう! ゴクラクじゃ ゴクラク!
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(ゴ… ゴクラク!? 冥界の どこなんだ!? さっぱり おもいだせない…)
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ゴクラク温泉じゃ! 湯がアツアツでのう… いい気持ちだったわい
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な… なんだって!?
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(おもいだした! このあいだ シゴトの帰りに ぐうぜん出会った 道にまよってたひとか!)
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(シゴトで失敗したわけじゃ なかったのか… ヒヤヒヤしたぜ…)
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しっかり シゴトしてるんだねー さすが グリープ!
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お… おう… まあな…
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(はあ… やっぱり 死神のシゴトも 楽じゃないぜ…)
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