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ホータイがからまって うまく動けないんだわさー!
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足をとーらーれーるー
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ビターン!
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ああっ お召し物に汚れが… ボクが洗ってさしあげます
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ちょっとまってください…! ぼくの歴史書によれば その者のすがた…
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はるか昔に災いをふりまいた のろいのミイラにそっくりです!
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もしホータイをほどいたら 災厄の封印が解かれてしまうかも…
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そ…そんなチカラ 聞いたこともないのよさ…
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ということはつまり… 大昔の珍しい布が使われている ということですね?
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そういうことでしたら なおさら この手にとってみないと…
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なんだか…静けさの中に闇を秘めた アヤシイ目つきをしてるんだわさ~!
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ふふ 少し洗濯するだけですよ さあ ごカクゴを…
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(Off-screen) あーれーだわさー!
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ああっ! 災厄の歴史が くり返されてしまいます…!
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(Off-screen) いやーん! ひとでなしー! 見ないでほしいのよさー!
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(Off-screen) あ これは…
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(Off-screen) …ん? …あれ?
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ただの布でした… 残念です…
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この中身… ぼくがおもっていたものは… もっとこう…うーん…
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…ホータイを外さないほうが ロマンがありましたね
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ああもう! 勝手に理想の設定をおしつけて ガッカリするんじゃないだわさー!!
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まったく…最近の子は これだからイヤなのよさ…
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