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ヒヒヒ…今日も調子がいいね♪
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おい ペロー いつも 剣をなめているが 味でも付いてるのか?
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いやー この剣の不思議な味に やみつきになっちゃったんだよ♪
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ゲオルグくんの斧もきっと 味があるはずだから たしかめてみたらどうかな?
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本当かぁ? まぁ…ためしてやるか…
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ガブッ
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うげっ!? オレさまの斧 ニガイぞ! ペロー オマエがやったな!
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いやぁ ごめん ごめん! 誰かがまちがえて食べないよう 刃にはニガ~イ薬をぬってたんだ
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いま手で持っている 柄のほうなら ちゃんと味がするはずだよ♪
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…ったく そういうことは はやく言えよ
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ガブッ
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…あぁん? なんだこれ 木の味しかしねぇぞ?
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だってそれ どう見たって木だもの~♪
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おい ペロー! オレさまを からかったな!
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もうガマンならねぇ…! オマエの剣を オレさまになめさせろ!
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あ ちょっと ……ヒヒヒ♪
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バチバチバチッ!
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ウギャァァァーーー!!
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ごめんごめん~♪ ボク以外がこの剣にさわると ビリッとする魔法が発動するんだよ
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今みたいに 急に 剣をとられたら困っちゃうもん …ね♪ …ヒヒヒ
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「ね♪」 じゃねーーー!
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ちっ…ヒドい目にあったぜ もうオレさまは 帰るぞ!
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(もしかして ゲオルグくん… 自分の悲鳴を聞くのも好き だったりしてー…)
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さすがに それはないか♪
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