|
ふ~! ようやく全部 回収できました
|
|
あの~ ちょっといいですか?
|
|
その矢は ボクが作ったものだから 返してほしいな~と思ってて…
|
|
えーっと…これですか~? どうりで見なれない矢があるなと 思ってました!
|
|
あ! ヘタに触らないで! キズでもついたら大問題だ!
|
|
そんなに大切なものなんですかぁ? もしかして…お店の商品だったり?
|
|
いやいやいや~ ボクの矢を売るなんて そんなことはできないよ~
|
|
うーん… 売り物ではないとすると…
|
|
(恋人へのプレゼントですかね~? だとしたら ますます 気になっちゃいます♪)
|
|
ちょっと失礼して…えいっ!
|
|
ピューン
|
|
うわぁっ…! ボクのカラダに ヘンな矢がくっついた~っ!?
|
|
ふっふっふ… わたしのチカラで すこしの間 自分に素直になってもらいますよ♪
|
|
さあさあ お相手はどんな人なんですか~? 名前だけでもいいですからぁ♪
|
|
や…だよ…
|
|
あれ~? おかしいですね… 失敗しちゃいましたか?
|
|
矢だよ! ボクが大好きなのは 矢! 矢! 矢なんだよ~!
|
|
まあ…大好きといっても ボクの作ったものに 限るんだけどね~!
|
|
ほら見てよ このフォルム! はぁ~ このシュッとした感じが たまらなく愛おしいんだ~
|
|
…ちょっと驚いちゃいましたが 世の中には いろいろな 愛の形があるんですね~!
|
|
かわいい かわいいボクの矢… これからも すべての時間を キミに捧げていくよ~♪
|
|
うふふ 幸せそうで なによりです♪
|