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この古いお城が 予告状に書かれていた ところだね
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お城にねむる うつくしい宝石を いただきに参上します 怪盗クロード
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いったい 何者なのかな? 謎はふかまる ばかりだけど… ゼッタイ つかまえてみせるよ
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ヒュウゥゥゥ…
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この古城のどこかに かくされているはず… む? そこだな
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そこまでだ!!
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だれだ? 宝石を守っているのか? そうはさせん…
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それはこっちのセリフだよ! ボクの能力を 見せてあげる! それっ!
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姿が消えた…?
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(Off-screen) 宝石はどこだろう? マントの中かな? それとも帽子かな?
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うわっ!? なにごとだ!? 体がかってに…
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(Off-screen) ここかな? こっちかな? こちょこちょ…
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ふはっ… ははははっ! やめ… やめたまえ!! どこにいるのだ!?
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みーつけた! 宝石は とりもどしたよ!
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な… なんということだ…
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ふふっ ボクに予告状をだして ヨユウをみせたのが 運のツキだったね!
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…ん? なんのことだ? 私は貴殿に対して 予告状をだしてはいないぞ
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え… ええっ!? じゃあ この予告状は いったいだれが…
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インギールとやら ごくろうでしゅ
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予告状を送ったのは ワタクシでしゅよ
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おやおや 魔界の姫君 ごきげんうるわしゅう…
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こやつが ワタクシのお気に入りの おしゃぶりを盗むと 予告状を だしてきたので…
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お… おしゃぶり!?
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その予告状を こっそり インギールに送って おしゃぶりを 守らせたのでしゅ
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なんと… 姫君が肌身はなさず 持ち歩いているからと思ったが… まさか ただのおしゃぶりだとは
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あてが外れた 出直すとするか…
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さて インギールよ すばらしい はたらきでしゅ ほめてつかわしましゅ!
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な… なんだか だまされたみたいで うれしくないよー!!
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