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…あれ? あたし いつの間に 寝ちゃってたんだろー?
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コッチコッチー…
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いま 声がしたような? うーん…暗くてよく見えないけど あれって…あかぷよぼう?
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コッチ ツイテキテー…!
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あ! 待って待って~~!
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あれ…? こっちだと思ったんだけど…
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イカイカイカイカ… イカイカイカイカ… イカイカイカイカ…
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わーーーーっ!? なになに!? どうなっちゃってるの?
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イカナイカー? イカト イカナイカー!?
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コッチ…コッチ…イカガ…? アカリ…イカガ…?
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コ~ッチ コ~ッチ マヨワナ~イ!
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うわーん! よくわかんないけど こわいよ~! とりあえず 逃げないと!
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スタタタターッ!
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ふ~ ここまでくれば もう安心…だよね?
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イイ…イイイ…イ…イカガ? コココココ…コ…ココッチ… イ…イイ…イ…イカ…イカガ?
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うわーーーーーーっ!? だ…だれか たすけてーーーー!!
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はっ!?
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……… なーんだ 夢だったんだ~ ふー…よかったよ~…
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でも こわい夢のあとには きっといいことがあるよね? よーし はりきっていこう!
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…イカ?
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えい! おっとっと… イエーイ! 3個ものったよー!
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わ~ 頭の上に器用に ぷよをつんでる…!
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ミオ あの人なんてどう?
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そうね…あれならイケそうだわ! ねえキミ! ちょっといいかしら?
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えっと どうしたの?
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わたしたち あるパフォーマンス団で 公演をしているのだけど…
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メンバーがひとり 出られなくなっちゃったの で 代役を探していて見つけたのが…
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もしかして あたしーー!?
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あなたがやっていた芸 なかなかの見ごたえだったし お客さんにも満足してもらえそうだわ
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まってまって~! あたし たくさんの人の前でやるの ちょっとはずかしいよ~!
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目立つことは はずかしいことじゃないわ♪ むしろ…見せつけてやるの!
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見せつける? それって あれとか…それとか? キャーキャーーー♪
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どうやら その気になってくれたみたいね さあ 一緒に行きましょう!
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さーて ぷよのせチャレンジも いよいよ佳境となりましたー!
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うわっとっと… ここまではさっきも 成功したんだよね…
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次 投げるわよ!
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ごくり… い…いつでもオッケーだよ!
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それっ!
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いっきまーす!!
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ぷよよよ~…
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ありゃ? なんだか頭がかるくなったよ!
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あー… そりゃそうよね… だって…
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ぷよなんだから
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……… ……ああーっ!?
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そ…そんなぁ~…
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ぐぅぅ~~きゅるきゅる…
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ううー おなかすいたよ~… どこかに おいしい料理 ないかな~?
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キミ 腹がへってるネ? 特製スープあるヨ!
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え ホントに? やったーー!
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身体にいいヨ! はい ドーゾ!
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えーーーーっ!? なんだか おもいっきり キケンなかおりが しているような気がするよ~!?
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にがくないヨ ほら ほら
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ちょーっと おまちなさいな!
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わっ!? なになに?
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その料理をめしあがるまえに ウィッチさん特製の この魔法薬を飲んでいただきますわ!
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これを飲めば どんな料理も お口のなかで 「最上級」の味に変化しますの
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こっちはこっちで なんだかとっても あやしいような…
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でも せっかくの料理だもん! その薬 飲んでみるよ!
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ゴクゴクゴクッ
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ふー これでこのスープも おいしくなるのかな? …よーしっ!
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パクッ…
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………
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バターーーーンッ!
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(Off-screen) ば…ばたんきゅ~~
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なるほど なるほど…
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この魔法薬の効果は 料理本来の味を「最上級」まで 引き出すんですのね!
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うう~~ん…… 自分で作った魔法薬を あたしで試さないでよぉ~
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特製スープ まだまだ あるヨ!
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