PPQ:Manzai Demo Theater/Challenge! Twelve Astrological Signs of Puyo Puyo

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Chapter
1	??? (集え！星のぷよつかい)
2	??? (打ち砕け！流星の拳)
3	??? (絶対零度！？氷の乙女)
4	??? (龍vs龍！熱き闘い)
5	??? (固い絆！小宇宙を高めよ)

Episode 1

	この世に邪悪がはびこるとき　必ずや現れるといわれる　希望の闘士がいた…
	その闘士の名は聖闘士（セイント）　これは　聖闘士たちの守る世界とは　別の世界で起こった　物語である…
	…お花さん　なんだか　元気がありませんね…
	どの花も　みんな　しおしおー！　お水　もっとあげるー？
	それよりも大事なのは　日の光です　お日さまがのぼらなくなって　もう４日目ですし…
	お日さま　どうしたのー？　空で　迷子になっちゃったのかなー？
	そんな…　空のお星さまたち　どうか　お日さまを助けてあげて　ください…　お願いします…
	キラッ…　ヒュ～～～～ン…
	…？　あれは…　大きな　流れ星が　４つ…！？
	ま…　待ってくださ～い！
	星矢！　みんなも　大丈夫か？
	ああ！　…っと！　なんだか　丸くて　ぷよぷよした　ものを　踏んだような…？
	ぷよよっ…　ぷよよ～ん
	おっと　この世界の生きものかな…　ごめんよ　びっくりした？
	見たところ　オレたちの　いたところとは　まったく異なる世界のようだな
	でも　沙織さん…　アテナが　この世界に来ていることは　まちがいない
	感じるんだ　アテナの小宇宙（コスモ）を…　きっと　この先の道へ進んだはずだ
	…待て待て　お前たち　見かけない顔だな…
	ここを通るのは　この私が許さんぞ
	あなたは一体…？　通してください　ぼくたち　どうしても　先に行かなくてはならないんです
	あっはっはっは…　ここが天界の　十二宮のはじまり　「はくよう宮」だと知ってのことか？
	「はくよう宮」…！？
	少年たちよ　このハマルがいる限り　先に進ませるわけにはいかん　おとなしく帰るのだ
	通さないというなら　押し通るまでだ！　燃えろ　オレの小宇宙よ…！
	なに…？　この輝きは…　このチカラ　まさか…！？
	…あ　あれ…？　お星さまは　たしか　このあたりに落ちたはず…　きゃっ！
	あぶない！　…チェーンよ！　あの女の子を守って！
	キィン！
	…だ　大丈夫？　転ばなかった？
	あ…　ありがとうございます…　すみません　いきなり光ったから　びっくりしちゃって…
	あなたたちは　お星さま　…ですか？　お願いします…　お日さまを　助けてください…！
	どういうことだ…？　地球だけではなく　この世界にも　異変が起こっているというのか？
	あっはっはっは！　…いや　すまない　私は「はくよう宮」の　ハマルだ
	…どうやら　お前たちは　ただ　血の気の多いだけの　少年たちではないようだな
	オレは星矢　女神アテナを探しにこの世界に来た　天馬星座（ペガサス）の聖闘士だ…
	いったい　この世界で　なにが起こってるんだ？　教えてくれないか
	朝が　来なくなった　…だって？
	はい…　夜が明けないので　お花さんも　動物たちも　みんな　しょんぼりしていて…
	このプワープアイランドの　だれもが　持っていた　キラキラした輝き…　それが　失われてしまったのだ
	キラキラした輝き…？　なんだそりゃ…？
	実は　オレたちの世界からも　太陽が失われ　地上が闇に　染まってしまっているんだ
	女神アテナは　その原因を見つけるため　こちらの世界に来たらしい
	どうか　オレたちを　この先に通してくれないか？
	…いいだろう　ただし　気をつけて　進むことだ　協力するものばかり　だとは　思わないほうがいい
	いま　ぷよぷよ十二宮には　あやしい者たちが　まぎれこんでいる
	なんだって…？　まさか　女神アテナがねらわれているのか…？
	わからない　しかし　この十二宮には　プワープアイランドの輝き…　「小宇宙の輝き」が　あふれている
	何者かに　ねらわれても　おかしくはない…
	ああ…　こんなとき　星の力に　守られた　５人のぷよつかいが　あらわれ　世界を救うというが…
	キラキラッ…　キラッ…
	あれ…？　なんだか　体が　キラキラして…
	ぷよ！　ぷよ！　ぷよよ～ん！
	…えっ！？　これって　いったい…？
	まさか　その姿は…　「アンドロメダのぷよつかい」！
	あ…　アンドロメダの　「ぷよつかい」だって！？
	星に守られた　伝説の　ぷよつかいとは　キミだったのか！　あっはっはっはっは！
	伝説…？　アンドロメダ…？　え…　ええええ～っ！？
	～つづく～

Episode 2

	まさか　また十二宮を　上ることになるなんてな…
	ああ…　次の「きんぎゅう宮」と　やらにも　ハマルのような　ぷよつかいが　いるんだよな？
	そうらしい…　しかし　オレたちは　「ぷよ勝負」とやらには　詳しくない
	だから　案内人として　彼女…　リデルの協力が必要なんだが…
	はぁ…　はぁ…　みなさん　走るのが　とっても速いんですね…
	…大丈夫かい？　次の宮は　もうすぐのようだよ
	…先が思いやられるな
	そう言うな　…む？　この小宇宙の気配は…？
	ガキィン！　キンッ！　キィンッ！
	退け！　だれであろうと　この「きんぎゅう宮」のエルナトが　通さない…トーラス・スターライト！
	フン…　ぬるいな！　闇の力を見るがいい…　アレイアード！
	目にも留まらぬ速さだ…
	とっても速いスピードの　ぷよ勝負です…！　…あっ！
	…キィン！
	なん…　だと…？　このオレが　押し負けるとは…
	お前が身にまとっているのは　「ペガサスのぷよつかい」の衣…　星に守られた者以外には力を貸さない
	つまり　お前は　ペガサス座に　「力を使う資格がない」と　言われているようなものだ
	フッ…　訳のわからないことを…　見ていろ　そのペガサス座に　オレの力を認めさせてみせる！
	なんだ…？　彼のパワーが　高まっていく…　すさまじい気迫だ！
	いくぞ！　「ヒヒーン！」
	…「ひひーん」？
	「ヒヒーン！　ブルルルル…」　…くっ　まだ足りないか…　「ヒヒン　ヒヒ～～ン！！！」
	…待て　それは
	だまって見ていろ！　「ペガサスよ！　オレに力を！　ヒヒッ　ヒヒン　ヒヒヒヒ～ン！」
	あの…　なにしてるんですか？
	フッ…　決まっているだろう　ペガサスと会話しているんだ
	（ペガサスというより　ふつうの　馬さんのような…？）
	おい　だれがペガサス座と　会話しろと言った　話が通じるわけがないだろう
	なにを言っている　ペガサス座に　「資格がない」と言われている　…と言ったのは　おまえのほうだろう
	私が悪いのか…？
	フン　くだらん…　あいつは放っておいて　先に進むぞ
	ちょっと待て！　この先に進むのは　オレだ！
	ぷよぷよ十二宮から感じる　不穏な　気配が強まっている…その力を　制するのは　このシェゾしかいない
	なんだって…？　この小宇宙の気配が　わかるのか？
	だから　通さんと言っているだろう　…いつまでたっても　話が　わからないようだな
	シェゾ　…とか言ったな　おまえが　「ペガサスのぷよつかい」なんだな？
	己の内にある小宇宙の力を　高めるんだ！　そして感じろ！　ペガサスを！
	おまえならできる！　流星群のように　数え切れない　拳を放つんだ！！
	流星群のように…？　フッ　なるほどな　そういうことか
	何度でも言うぞ　ムダだ　ここから下がれ
	いくぞ…　数えきれないほどの　拳を放ち　瞬く間にぷよぷよを消してやる！
	シュバババババババ……
	なにっ…　さっきとは　比べものにならないほどの速さだ
	速すぎて　ぷよぷよも　自分が消されていることに　気づいてないみたいです…！
	くらえ！　「ペガサストーム」！
	ズシャアアァァッ！！
	くっ…　これこそ　星の加護を受けたパワーだ…
	どうやら　ぷよぷよ十二宮に　こっそり侵入した　不届きものでは　ないようだな…
	やっぱり　わたしたち　あやしい人だって　ゴカイされて　いたみたいですね
	実際　あやしいヤツも　いたわけだし　仕方ない
	おい　なぜこっちを見るんだ？
	…いいだろう　キミたちのことを　信じよう…　通れ
	次は「きょかい宮」…　いったい　どんな方が　いるんでしょうか？
	かに座ってことだろ？　なんだか　イヤな予感がするんだよな…　ん？
	た…　たすけてくださ～い…
	くっ…　まぶしい…！　この黄金の輝きは　いったい…！？
	～つづく～

Episode 3

	この黄金の輝きは　まさか…！？
	フッ…　おもしろい　どんな相手がたちはだかろうと　オレの敵ではない！
	えいえい！　みんな　キンピカになっちゃえー！
	…ん？　あれは…　キンピカのリス？
	や…　やめてくださ～い！　もとに　もどして～！
	これは　キンピカのカニさん…　えっ？　カニさん！？
	…ふう　かたじけない　たいへん助かりました
	「きょかい宮」のプレセペと申します　いきなりやってきた　リスたちに　キンピカにされてしまいまして…
	キンピカのペンキ　こすっても　ぜんぜん落ちませんね…
	こら！　おまえたち…　体を……やれ！
	わー！　ヘンタイだー！　逃げろー！
	あっ…　ちがう！　「あいつの体を元に戻してやれ」だ！　オレは　ヘンタイじゃなーい！
	まさか　あのパプリスさんたちが　「あやしい」人たちなんでしょうか？
	しょうがない…　あいつらを追うぞ！
	お気をつけて～！
	はぁ　はぁ…　体が小さいわりに　なんて速さだ…　ただキンピカな　だけのはずなのに…
	キンピカ…
	聖闘士の中でも　最強の力をほこる　「黄金聖闘士（ゴールドセイント）」　と なにか　関係があるのだろうか
	それにしては　ずいぶん　かわいらしい姿だったけど…　あれ？　この気配は…
	ビュオォォォォ……
	さ…　さむ…　寒いです～…！　ぶるぶるぶる…
	なんっ…　なんなんだこの寒さは！？　このままでは　凍ってしまうぞ！
	あの先に見えるのは　次の宮…　「獅子宮」！　まさか　もう　次の戦いが　はじまっているのか？
	ビュウゥゥゥ…　オォォォォ……！
	くっ…　獅子宮の中は　すべてが　凍りつきそうなほどの寒さだ…！
	ぬわっはっはっはっ！　お前の力　その程度のものかぁ！？
	この「獅子宮」の　レグルスを　打ち負かすには　ほど遠いぞ！
	まだまだ参ります！　もっともっと　も～～っと…　このスノヒメの　全身全霊の力をこめて…　はあーっ！
	ビュオオオォォォ……！
	こんなぷよ勝負　見たことがありません…
	その調子だ！　耐えがたい寒さの　「極寒トレーニング」いくぞぉ！　それ　１・２・３！！
	ん？　トレーニング？
	４・５・６！　寒い！　鼻の先が　凍ってきた！！　…はっくしょい！　ぬわーっはっはっは！！
	あいつ　楽しんでないか？
	…はっ！　みなさま　ごきげんよう！　修業にはげんでおりまして　気がつきませんでした！
	ビュオオオォォォ……！
	待て！　笑顔でこっちを向くな！　おまえの正面にくると　寒い！！
	そうだろう！　雪女であるこやつが　「キグナスのぷよつかい」の姿に　なると　キグナスの凍気も倍増だぁ！
	「キグナスのぷよつかい」　…フッ　どうやら　凍気が暴走しているらしい
	キグナスの名を持つ姿なら　聖闘士の技…「ダイヤモンドダスト」　…のような力が　出せるはずだ
	「ダイヤモンドダスト」…？　それは　どのような技なのでしょう？
	簡単だ　小宇宙の力を高めて…　このように…　はぁっ！
	バシュンッ！
	その説明でわかるかな…
	なるほど…　えぇと…　こうでしょうか？
	ビュオォォォ……
	あの説明でわかったの！？
	フン　まさかな　この姿と力を　そう簡単に使いこなせるわけが…おい　手のひらを　オレのほうに向けるな！
	参ります　…えい！
	パシュンッ！
	人の話を聞けー！！
	ぬわーっはっはっは！　お前なら　きっと一人前の　キグナスの　ぷよつかいに　なれるはずだぁ！
	はい！　ありがとうございます！　先生！
	フッ…　どこの世界でも　姉弟の絆は深いのだな…
	はじめて会った方ですが　スノヒメに　なにかを教えてくださった方は　どなたも　先生のようなものです！
	さほど　深い関係では　ないように見えるが？
	ぬわーっはっはっはっはっ！
	やれやれ…　ずいぶん上ったけど　次の宮は　そろそろかな
	お友だちとピクニックできるなんて　うれしいです…　こんなにも　胸が　ときめくものなのですね！
	おい　だれが　お友だちだ！　しかも　ピクニックだと！？
	志を共にするみなさんといっしょに　同じ行き先を目指す…　これぞ　まさしく「ピクニック」です！
	お任せください　このスノヒメ　どんな過酷なピクニックでも　必ず　お役に立ってみせます！
	「キグナスのぷよつかい」の力も　この先　必要になるかもしれない　彼女にもついてきてもらわなくてはな
	ううう…　困りました…
	…ん？　なんだ？　「てんびん宮」がさわがしいな
	パプリスたちにしたがえば　なんでも願いがかなうんだよー！
	な…　なんだって？
	～つづく～

Episode 4

	きゃー！　逃げろー！
	おい　大丈夫か…　そこの　キンピカのやつ
	ううう…　パプリスにしたがうか　甘いお誘いに　のらないよう断るか　とても悩ましい…
	甘いお誘い？　あなたは　いったい…？
	ああ…　すみません　「てんびん宮」の　カマリです…
	なんでも　パプリスさんたちの　王さまの仲間にならないか　…と　誘われてしまい
	三食昼寝と　おやつつき　おこづかいでバナナも買ってよし！　…という　寛大な王さまのようで
	王だと？　自分のことを王子だとか　魔王だとか言っているやつはいるが　王とやらは　知らないな
	なんでも　この世界の外からきた　強大な力を使って　なんでも　願いをかなえてもらえるのだとか
	「世界の外からきた強大な力」か…　失われた「小宇宙の輝き」と　なにか　関係があるのかもしれない
	アテナは　その真実を見定めるために　こっちの世界に来たんじゃないかな
	そうと決まれば　急いで　その王とやらに　会わなければ　ならないな…　行くぞ！
	ううう…　王に　会うべきか　会わざるべきか…　てんびんにかけて　悩んでしまいます…
	…こいつは　おいていこう
	ガッ！　ガッ！　ズシャァァッ！　…ぷよよよ～んっ！
	くらえ…　昇龍連爪脚！　はっ！
	あまい！　スコルピオ・スターライト！
	この宮では　すでに　ぷよ勝負が　はじまっているようだな
	私は「さそり宮」のシャウラ！　その力じゃ　まだまだね　この「不届きもの」め！
	…どうやら　自分の力にずいぶんと　自信があるらしいな　…だが　このオレ　セイリュウには関係ない
	この姿…　とてもしっくりとなじむ　まるで　オレのために用意された　ようだ…　いまは　この力を試したい
	あなた…「ドラゴンのぷよつかい」の　衣を　コントロールしている　つもりなの？　その程度で？
	なんだと…　どういう意味だ　オレは　授かった力を　使いこなせているはずだ
	だったらもう一度　試してみなさいよ　…今度こそ返り討ちにしてあげるわ！
	まあ　２人とも待て…　この紫龍に免じて　勝負を　待ってはくれないだろうか
	…だれだ？　一対一の勝負に　水を差すな
	そういうわけにもいかなくてな　龍星座（ドラゴン）の紫龍の名に　かけて　この勝負は止めねばならん
	ドラゴン…？　まさか　お前も　ドラゴンの力を持つ者なのか？
	…おもしろい　いいだろう　ちょうど　骨のある相手と　手合わせしたいと　思っていたところだ
	なに？
	オレが勝ったら　お前がまとっている　ドラゴンの鎧をもらう　…嫌とは言わせないぞ
	…………いいだろう　受けて立とう
	おい　紫龍！　こんなことを　している場合じゃないだろ？
	いや…　あいつも　星座の力をもつ　ぷよつかいの１人だろう…　オレたちに　ついてきてもらわねばな
	セイリュウと言ったな…　いいか　力とは　身にまとう鎧や衣服に　宿るものではない
	その通りだ　力とは　自分自身に宿るもの…
	では　お互い　己自身の力のみで　勝負しようではないか　…はぁっ！
	なっ…　なんだと　紫龍が　ドラゴンの聖衣（クロス）を　脱ぎ捨てた！？
	(Off-screen) これで対等に勝負できるはずだ…　さあ　かかってこい　セイリュウ
	どういうことだ…　その鎧をまとって　勝負するほどの価値も　ないと　いうことか　…ふざけるな！
	ズシャァァッ！　…ぷよよよ～んっ！
	くっ…　鎧を捨ててなお　体から　あふれ出るようなこの力…　どういうことだ…！？
	紫龍とやらの背中に　なにかの　紋様が　浮かび上がっている！　あれは…　龍！？
	小宇宙の力が最大限に高まると　紫龍の背中には　昇り龍の姿が　浮かび上がるんだ
	フッ…　なるほどな…　おい　セイリュウ　おまえにも　なにか　ああいう技はないのか
	ああいう技だと…？　ぐっ…　このままでは　力で押し負ける…！！
	がんばってください！　身体中に　ドラゴンを浮かび上がらせるとか　顔をドラゴンにするとか…
	そうだ　顔をドラゴンに　できないなら　おまえの負けだ！
	できるわけがないだろう…！？
	いったい　あなたたち　どちらを応援してるのよ？
	(Off-screen) どうした　こないなら　こちらから行くぞ！　…はぁーっ！
	くっ…　うわぁーーっ！！
	ぷよっ　ぷよっ　ぷよよよよ～ん！！
	…完敗だ　オレは結局　ドラゴンの　ぷよつかいとして　力を最大限に　使いこなせていなかった…
	まだ修業の道は長そうだ　お前たちについていき　その力を　見極めさせてもらう
	ああ　オレたちも　キミたち…　ぷよつかいの力は必要だ　ぜひ力を貸してほしい
	…はっ！　ピクニックだというのに　お弁当を忘れてきてしまいました　スノヒメ　一生の不覚です…
	「ぷよつかい」と　ひとまとめに　されるのは心外だが　仕方ない…
	さて　そろそろ次の宮　「まかつ宮」に着くぞ
	…さん　みなさん…　待っていました…
	…？　この声は…！？
	～つづく～

Episode 5

	「みなさん…　待っていました…」　…なんて　思わせぶりな声が　聞こえたから　期待してみたら…
	まかつ宮の　ダビーさん　…でしたっけ　どうして　あのようなことを？
	……ひぃっ！　まぎらわしいことを　して　すみません…　人前に　出るのが　あまり得意じゃなくて…
	王さまって人に従えば　この性格が　ちょっとは　マシになるかと思って　キンピカにしてもらったんですけど…
	キンピカなんて　逆に　と～っても　目立っちゃうじゃないですかぁ…　あ…　あんまり見ないでぇ…
	は…　はい…！　あの…　そろそろ　ぷよぷよ十二宮の　頂上でしょうか？
	こらー！　みんな　来ちゃダメー！
	あれは…　聖衣箱（クロスボックス）を　背負った　リス？
	…やはり　来てしまったのですね
	星矢…　そして　聖闘士たち…
	アテナ！　無事でよかった…
	…いますぐ　戻りなさい　この先に来てはいけません
	なっ…　なんでだよ！？　オレたちは　アテナの聖闘士だろ！？
	ここは　わたし一人だけで充分です　あなたたちの力は　必要ありません
	あいにく　はいそうですか　…と　戻るわけにはいかない　オレは　先に行かせてもらうぞ！
	近寄るな…
	…！？　なんなんだ　この　頭に響くような声は…
	アテナに…　アテナに近寄るな…！
	ぐっ！？　体が　動かない…！？
	体の自由がきかない…　どういうことだ…！？
	まさか　これが　「世界の外からきた強大な力」…？
	こ…　このまま　引き下がるなんて　ダメです…　ちゃんと　お話を　しなくちゃいけないから…！
	お花さんも動物たちも　元気が　ないんです…　だから…　わたしが　がんばらないと…！
	近寄るな…　下がれ…！！
	…！　あぶないっ　…チェーンよ　あの子を守れっ！！
	きゃっ…！！
	この子は　こんなことにならなければ　戦いに巻きこまれず　花や植物を愛し　笑顔で暮らせたはずなんだ…
	優しい心をもつ人々を　悲しませるなんて…　許せない…！
	聖闘士たちよ…　ジャマをするな…！！
	なっ…！？　この力は…！！　…うわーっ！
	瞬さん！！
	ガキィンッ！！
	？？？ …………力が　阻まれただと…？　そんな　バカな…
	？？？ …フッ　あいも変わらず　惰弱な精神…
	瞬よ　一時の感情に流されては　見極める目がくもるぞ
	兄さん…！？
	そうだ　まずは　ぷよぷよ十二宮で　好き勝手しているヤツを　片付けるのが先だ
	まさか…　ツノのおにいさまも　助けに来てくれたんですか…！？
	おにいさま…？　まさか　サタンのことか？
	ハハッ！　おにいさまじゃなくて　悪かったが…　これも仕事でね！
	…ってなわけで　参上！　天界の騎士　「フェニックスのぷよつかい」　ハルトマン！　…な～んちゃって
	天界の騎士…　聞いたことがある　ぷよぷよ十二宮のある　天界すべての　治安を守る騎士だと…
	その通り！　王だかなんだか　知らないが…　出てこい！
	パプー…　パプー！！
	きたきたー！　われら　パプリスの　王さまー！
	われこそは…　パプリスの中の　パプリス…　パプリスの王！　パプ～～～～！！！
	なにが「パプ～！」だ！　冗談も　天然も　たいがいにしろ　…マルス！！
	…ん？　おっと　ハルトマン！　キミが真面目に　仕事をしている　なんて…　雪でも降りそうですね！
	だれのせいだと思ってるんだ　まったく！　ミイラ取りが　ミイラに　なりやがって…
	ミイラではなく　マルスです！　ミイラ取りでもありませんよ！
	あぁぁ～…　こうなるから　こいつに　潜入させるのは　やめとけって　言ったのに…
	潜入…？　あの…　パプリスの　王さまと　お知り合いなんですか…？
	マルスも　オレと同じ　天界の騎士…　さわぎの原因を探るため　パプリスの　ところへ　潜入したはずだったんだが
	パプリスさんたちが　おじょうさん…　アテナを　十二宮へ　案内していた　ので　その警備をしていたのです！
	おじょうさんを　ご案内すれば　おなかいっぱいに　なるくらい　おやつ　くれるんだってー！
	…待て　こいつらが糸を引いていた　わけではないなら…　この先には　いったい　だれがいるんだ…？
	…あっ！　見ろ　頂上で　光り輝く　あの姿は…！？
	…………
	あれは…　双子座（ジェミニ）の聖闘士！
	やはり「強大な力」とは…　あいつだったのか！
	ゴゴゴゴゴゴゴ…………
	なっ…　なんだ…！？　双子座の聖闘士の周りに　小宇宙が集まっていく…
	このままでは　地上すべての　「小宇宙の輝き」が　吸いとられてしまうぞ…！！
	フハハハハ…　ハーッハッハッハッハ！！
	アテナよ…　まんまと　おびき寄せられて　やってきたな　殊勝なことだ…
	やはり　双子座の聖闘士　サガ…　元凶はあなただったのですね
	こちらの世界で生まれる　「小宇宙の輝き」を乱すことで　アテナを　おびきだし…
	ここで　密かに葬るはずだったが…　致し方ない　全員ここで　亡き者にしてやろう！
	させるか！　みんな　アテナを守るんだ！
	いくよ！　チェーンよ…　守れ！　「ネビュラチェーン」！！
	白鳥よ…舞い上がれ！　「ダイヤモンドダスト」！！
	龍よ…天高く昇れ！　「廬山昇龍覇　（ろざんしょうりゅうは）」！！
	鳳凰よ…はばたけ！　「鳳翼天翔　（ほうよくてんしょう）」！！
	ペガサスよ…翔べっ！　「ペガサス流星拳」！！
	ゴゴゴゴゴゴゴ…………
	ぐぅっ…　吸いとられた　小宇宙の輝きに　阻まれて　オレたちの力が届かないだと…
	そんな…　ぼくたちの力だけじゃ　足りないのか…？
	…なにか　わたしにもできること…　お願い　お花さんたち　動物さんたち　力を貸してください…
	ぷよっ…　ぷよぷよっ…
	…そうだ！　この世界の　小宇宙の輝きは　生きとし生けるもの　すべて…　ぷよぷよたちも　持つ力だ
	ぷよつかいたち！　オレたちに　みんなと　ぷよぷよたちの　小宇宙の輝きを　託してくれ！
	わかった　こうなったら　仕方ない…　…いくぞ！　「ペガサストーム」！！
	更なる高みを　目指すために…　くらえ「昇龍連爪脚」！！
	みなさんの　悲しい顔は　見たくありません！　「スノー・ダイヤモンド」！！
	これも仕事だし　しょうがないな！　「フェーニクスリッター」！！
	ぷよぷよたちも　いっしょに…　「ティフォーネビュラ」！！
	キラキラ…　キラキラキラ……
	なに…！？　このような　ちっぽけな力に　わたしが　押されるだと…！？
	みんなの小宇宙をひとつに…　くらえーっ！！
	あの姿は…　まさか　射手座（サジタリアス）の…　見間違いか…！？
	双子座のサガ…　あなたの邪悪な心は　以前　星矢たちに倒されたとき　消えてなくなったはず…
	…やすらかに　眠りなさい
	くっ…　うわああぁぁーっ！！
	わたしは　いったいなにを…
	この度の数々の非礼…　お許しください　女神アテナ…
	サガ…　神の化身と呼ばれた　元のあなたに　戻ったのですね
	…あっ！　見てください　お日さまが…
	夜が明けたか…
	…なんだか　まるで　夢を見ているみたいな世界だったね
	ああ…　そうだな　しかし　みな　オレたちの生きる地上と同じく　生きているものたちだ
	ぷよつかいたち…　ありがとう　礼を言う
	あっ…！！　うっかりしていたが　強大な力を制するのは　オレのはずだったのに…！
	こうなったら　もう一度　あのサガとやらに　勝負を挑むしか…
	なるほど…　オレもつきあおう　今度こそ力を試したい…
	おいおい　２人とも！　聖闘士は　私闘をしてはいけないんだ　軽々しく　勝負を挑むんじゃない
	…私闘でなければいいんだな？　じゃあ　ぷよ勝負だ！
	なっ…　なんだって！？
	アテナー！　パプリスたちに　ごほうびの　おやつちょうだーい！
	いいでしょう　ただし…　今後は　知らない人についていっては　いけませんよ
	きゃー！　アテナ　こわーい！　きびしーい！
	…やっぱり　みなさん　笑顔で　暮らすのが　いちばんですね…！
	フフッ…　そうだね！
	おい　星矢！　オレからいくぞ…　ぷよ勝負だ！
	まったく　カンベンしてくれよ～！
	挑め！ぷよぷよ十二宮 ～　おしまい　～